139 幕末の蘭方医の子孫が寄贈した地にある砂場
港区桑田記念児童遊園

 

今回は、乃木坂駅のほど近く、東京ミッドタウンの裏側辺りにある
桑田記念児童遊園へ。

「桑田記念」ということでなにやら歴史的な由来がありそうな名前です。



公園の入り口には、それを示す看板が。

昭和25年に桑田家から寄贈された公園のようです。

桑田家とは、幕末に活躍した蘭方医・桑田立斎の子孫。
桑田立斎は、深川に小児科を開業したり、北海道等で種痘も積極的におこなったそうです。

公園の名前が児童遊園となっているのもそんな小児医療に尽力をしたことから来ているのかもしれないですね。

さっそく公園に入ってみると、大きな木々が立ち並び緑が溢れています。



そんな木々の間で砂場を発見しました。

幅の広い滑り台の先にあります。



反対側に回ってみると、もう一つかわいい滑り台もあったりします。



砂場へと続く滑り台の上からみると、こんな感じです。



桑田立斎も、ここで子どもたちが元気に遊んでいる姿を喜んでいそうですね。

都心にある貴重な公園です。

桑田記念児童遊園
港区赤坂9-3-21 

東京都港区赤坂9丁目3−21

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