にほんスナバ紀行20 頼朝、家康、家光にゆかりの神社にある砂場
品川区北品川品川神社

今回向かったのは、文治3年(1187年)に、源頼朝が海上交通安全と 祈願成就の守護神として、天比理乃命(あめのひりのめのみこと)を勧請、 品川大明神と称し、今は社名を改めた品川神社へ。





京浜急行新馬場駅からすぐのところにあるこの神社には、 なんと富士塚がある。明治2年に作られたモノで このミニチュアの富士山の一合目には浅間神社も。 さらに、二合目〜九合目と登山道があり、頂上へ。 国道一号と京浜急行を見下ろすことができる山頂。 山の裏側には、交通安全守護の「ぶじかえる」も。





そして、その奥に、神社には似つかわしくない(?)パンダの乗り物が。



さらに、その奥に、ありました!スナバが!!



公園だけではなく、こんなところにもあるんですね。 東海道の賑わいに思いを馳せながら、遊ぶことができます!



神社は、このように立派なもの。 慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いの出陣に際し、 徳川家康が戦勝を祈願して「天下一嘗(てんかひとなめ)の神面」を作り奉納、 徳川家光が東海寺を建立した際に、鎮守と定たりと、 歴史が感じられる名所です。 さらに、右側の鳥居を抜けたところには阿那稲荷神社の上社と下社があり、 下社には「一粒萬倍の泉」と呼ばれる霊水が湧いています。 この霊水でお金や印鑑を洗ったりすると商売繁盛につながるとか。 神社の境内には松が鮮やかな神楽殿もあったりするなど、みどころたっぷりの神社です。 さらに、板垣退助の墓が裏手にあったり、 東海七福神の「大黒天」に指定されていたりもします。 ここの砂場担当のスナバンは、さまざまな歴史の瞬間を 見てきたに違いないですね。

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