にほんスナバ紀行51 江戸時代の海岸線にある公園
港区芝 本芝公園

今ではその面影はすっかりないのですが、JR田町駅周辺は、東京湾の中でも最後まで残った 東京湾の海岸線があったところということです。 田町駅周辺には薩摩藩のお屋敷があり、その蔵屋敷では勝海舟と西郷隆盛の会見も行われたとか。

その地にあるのが本芝公園。



かつて堤防だったところに明治初期に鉄道が通ったということです。 その線路脇にあり、さざえの形をした噴水があるなど、ユニークな公園でもあります。



そして、砂浜の面影を残す(?)砂場には、大きな木造船が。



京浜東北や山手線だけでなく、新幹線、東京モノレールも見え、 まるで競争しているようです。



しかし、この船、じつは真ん中でまっぷたつに折れた砂に沈む船。



操縦するところはありますが、とても動きそうにはないですね。



江戸時代は、この地で魚の水揚げも行われていたようです。 そんな景色を思い浮かべながら砂遊びもいいですね。

本芝公園
港区芝4-15-1

東京都港区芝4丁目15−1

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