にほんスナバ紀行67 富士塚や将棋堂を擁する神社にある砂場
渋谷区千駄ヶ谷 鳩森八幡神社

今回訪れたのは、千駄ヶ谷一帯の総鎮守で江戸名所図にも登場している鳩森八幡神社。

千駄ヶ谷駅から南の方へ300メートルほど行ったところにあります。



そうすると、鎮守の杜がのこる鳩森八幡神社に。

とても静かな境内で、能楽殿もあったりします。
(今年は、5月13日に第10回鳩森 薪能を開催予定)



そして境内には、寛政元年(1789年)に築造されたという富士塚もあります。
頂上付近には富士山の溶岩も配置されているそうですが、
この日は震災の影響で修復が必要な状態になっていて立ち入りができませんでした。



都内に現存する富士塚としては最も古いそうで、ぜひ次回は登ってみたいものです。

また道を挟んだ向かいに将棋会館があることもあり、昭和61年に将棋連盟より欅製の大駒が奉納され、六角の将棋堂が建立されています。



毎年、年頭には将棋堂祈願祭、7月末には大山15世名人記念将棋大会なども行われています。

将棋の技術向上を目指す人の守護神にもなっているそうで、
夢を棋力向上絵馬に託す人もたくさん。



こんな神社の片隅にももちろん砂場が!

滑り台と一体型のシンプルな砂場ですが、とてもきれいなところ。



富士塚に登る人、将棋の上達を目指す人など、様々な思いを抱いた人が憩う砂場のようです。

鳩森八幡神社
渋谷区千駄ケ谷1-1-24

東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目1−24

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