<番外編>196 ラテン語の「砂場」があった円形競技場
ローマ コロッセオ

 

今回のスナバ紀行は、ローマ番外編の最終回。

聖堂の近くでも、憩いの公園でも砂場を見つけられず、向かった先はコロッセオ。

ローマ帝国の円形競技場で、紀元後80年頃から使用されるようになったようです。



古代ローマを象徴する建造物で、いまでも当時の姿を想像することができます。



中に入ると、5万人収容できたという大きさに圧倒されます。

そして、その中心部が「アリーナ」です。コンサート会場でもよく「アリーナ席」がありますが、このような円形の競技場のです。



「アリーナ」本来の意味は、ラテン語で、砂、砂場を意味するそうです。



「グラディエーター」のような映画でも、一面に砂が敷き詰められていましたね。

格闘技を行うには砂の上がよかったようです。



もちろん、今は敷き詰められた砂はありません。

それどころか、ローマのコロッセオは、このアリーナ部分に水を引き込んで
船を浮かべてしまうことまでやっていたようです。

ローマ帝国の皇帝の権力、恐るべしですね。



結局、ローマでは砂場をみつけることができず、番外編の三回の更新ということになりました。

日本各地の砂場、世界の砂場、もっともっと出会っていきたいですね。

コロッセオ

Piazza del Colosseo, 1 00184 Roma
00184 Roma, Italia

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